H.Oさん

  • 新卒/中途新卒採用
  • 所属研究開発部
  • 入社年2011年4月
  • 出身学部医学系研究科

入社の決め手

私は学生の時は有機合成の研究室に所属しており、実験することが好きだったため、実験ができる企業に就職したいと思い就職活動をしていました。そんな中見つけたのが渡辺化学で、募集していた職種も研究開発職だったためすぐに応募し、入社試験を受けました。会社説明や入社試験の面談で実験の好きな人が欲しいという話を聞き、入社してからも多くの合成をさせてもらえる環境であるため、この会社に就職することを決めました。

担当している業務

私は研究開発部に所属しており、大学の実験室で行えるようなスケールから、100L の反応容器で行うようなスケールの合成を行い、カタログに掲載されている試薬や特注の試薬の製造を行っています。

どんな後輩に入社して欲しいか

当社は取り扱っている製品が多く、一括りにアミノ酸といっても、種類によって性質が異なります。そのため合成するものによって臨機応変に対応しなければいけないことが出てきたりします。そういう仕事なので実験が好きな方や、様々なことに興味をもって注意深く観察できる方に入社して欲しいです。

大変だった仕事。どのように乗り越えたか

カタログに掲載されていない特注品で、反応工程が10以上あるものが10数種類注文が来たことです。さすがに1人で出来る仕事ではなかったので、同じ研究開発部のメンバーと組んで合成を行いました。共通の原料を担当したりカラム精製を集中してやったりと、1人で1つの試薬の合成工程全てを担当することはありませんでしたが、同僚と連携して化合物を作り上げることはとても達成感を感じます。

入社して自分自身が変わったと思うこと

実験が好きで実験を行っていることは大学の時と同じですが、大学の時と違い、自分が作ったものが商品として世の中に出ていくためただ合成出来れば良いとは思わなくなりました。商品としての純度は守れているか、納期に間に合うように合成できるかなど考えながら学生の頃よりも責任をもって実験を行うようになったと思います。

身についたと思うスキル

会社で働いていくうえで、自分ひとりだけで仕事ができるということはなく、様々な部署の方と関わり合いながら仕事をしていきます。その中で自分の仕事と専門が違う方たちと連絡をよく取り合うため、コミュニケーションスキルは高くなったと思います。
また仕事には締め切りがあり、それに合わせて合成を行ったり、並行して仕事をしていくことがあります。
そのため計画的に考え行動したり、マルチタスクの処理スキルは向上しました。

就活生に一言

これから就職活動をしていく上で、まずは何をやりたいかを決めることが大事だと思います。実際に様々な企業を調べたり説明会に参加することで今まで知らなかった分野や業種に魅力を感じることも出てくると思います。実際にどんな業種や環境で働きたいかをしっかりと決めて、ぜひ自分がここで働きたいという企業を見つけてください。

キャリアアンケート

2021年6月 西風新都工場 副工場長

2018年4月 西風新都工場 研究開発部 副主任補佐研究員

2011年4月 入社 研究開発部

 


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